Fのサキス釣行記

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マハゼ

たぶん湾奥では人気ナンバー1?な魚。実は川釣りからやっていたのでホントは3番ではないが、何故かこうなっていたので放置。たぶん当時記録に入れるのを忘れていたんだな。
ロウニンアジ期の俺が最もお世話になった魚でもある。
 
 
 
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浮島での夜アナゴの外道。場合によってはアナゴより掛かってくる。
 
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1月のタマゾン。夕マヅメ1時間だけで爆釣。
 
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8月の福岡(唐泊漁港)。まさにヒネな感じの20㎝。太くて凄いので尊敬の念でリリース。
 
 
 
マハゼ 真鯊 
ハゼ科マハゼ属
Acanthogobius flavimanus(Temminck and Schlegel,1845)
 
 
全長1~23㎝。驚きの早さで成長する一年魚。干潟を移動しながら成長し、産卵期の冬に海の深場にY字型の巣を作って産卵する。成長の記録をデータ化したものがあるが、この前の発表で使ってしまったので省略。まあようは干潟の成長が良いよ~みたいなグラフ。1匹ずつしっかり測ったものを平均化して月ごとにまとめたんだけど、その努力が大絶賛だった。
 
 
釣り方は小さいうち(早い時期)はノベ竿で狙う。成長してきたらチョイ投げなどで狙う。そしてこれを言っといて俺は手釣りで釣る(笑)
餌は小さいうちは赤虫、大きくなったらイソメ類など。クリル(飼育用の乾燥エビ)やシジミでもよく釣れる。あとはバッタの内臓でも釣れたりするが、エグいので止めたほうが良いと思う。
餌の取り方に間があるので引き釣りなら仕掛けを止める時間をシロギス狙いより長くとると良い。
 
意外と夜に活発な魚なので、夜に超浅場で手釣りやフカセがかなり有効。ヘッドライトで探すと大型がよく浅場にいて釣れる。
 
 
 
 
 
簡単に飼えるので海水魚入門に良いかも。もちろん汽水でも大丈夫。
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見た目はカッコいいが、動きは笑える。何を考えているのか分からない(たぶん何も考えてない)ので急に止まったり突進したりと面白い。餌をあげると顔をあげたりホバーリングしたりと反応が良いが、餌が底に着くと見つけられずに右往左往。ホントによくわからない性格の魚。結構あくびをする。動かないとこっちが暇であくびしたくなるのに。
大きくなると見た目もいかついが、一緒にいる小さいカニや貝など口に入るなら食べてしまうので混泳には注意が必要。とりあえず動けば食おうとするので要注意。
 
 
[おすすめ釣り場]
1・・・カーチス裏
たぶん関東圏最強ともいえる魚影の濃さ。大岡川の流れが溜まるような場所だからだと思うが異常に釣れる。5本針に3、4匹は普通で、パーフェクトすらも出る。
さすがに濃すぎるからかサイズが上がりにくいのは難点だが、シーズン終盤でもしっかり釣れていい感じ。カーチスの休憩所が後ろにあるのも良い。だが人によってはよく絡まれる場所なので注意。
観光者「何が釣れるんですか~」 F「マハゼですね~(自慢げに)」
地元師「マハゼは~(略)~で…」 F「~(略)~ですよねー(話してて楽しい)」
若者軍団「写真撮ってください」 F「……わかりました(だるい)」
女子2人組「あの~写真撮ってもらっていいですか~(道封鎖)」 F「……いいですよ~(だるい・緊張)」
………俺はカメラマンではないから観覧車乗った後の撮影に使うのはやめてほしい(笑)
 
 
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3人だが30分くらいでこの量。まさに大漁。
 
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12月に入ってもこの通り。サイズも少しは上がるがやはり小さいのが目立つ。
 
 
 
2・・・多摩川。まあいつも行ってるからね。今さらな感じだが、一応。数より型重視な釣り場。
 
 
 
3・・・毘沙門港。特に釣果が凄いわけではないが、なんたって魚体が綺麗。濃い色で物凄く美味そうに見える。ただそれだけ、いや、むしろそれが凄いんだが。サイズは個体差が大きいが、湾奥よりも餌が少ないのが奪い合いの要因となって強い個体が大きくなってるんだと思う。
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毘沙門のマハゼ。超綺麗。
 
 
 
 
最初に捕ったのはタマゾン。ペットボトルトラップに綺麗に入っていた、16㎝位のやつww
たしか飼育したけど、長生きしなかった気がする。今なら余裕で飼えるが当時はいろいろ設備などが不足していた気がする。産卵まで持っていくコツは塩分濃度の調節だと思う。徐々に海水に近づける。巣を作れるように底は厚く砂を敷いておきたい。ここで考えたのが代用案としてマハゼが入れるパイプを使うこと。これでもイケると思う。ジョーフィッシュ(アゴアマダイ)系の飼い方である、巣をあらかじめライブロックで作ってあげることなどから応用できると考えてみた。
 
 
 
 
そういえばマハゼの外来種問題があったりするけど、それはいつか機会があれば書こうかな。